ゲームに規制をかけるとなにか変わるか
少なくとも、子供が一人で暴力的なゲーム・性描写のあるゲームをプレイする危険は減りますよね。 それと、オンラインのソーシャルゲームのようなゲームの場合は、親に黙ってお金を浪費するようなことも減るでしょう。 特にソーシャルゲームの「コンプガチャ」の規制の方は、大人の方も誘惑に負けて、せっかく地道に稼いだお金を湯水のように浪費する事態になりかねないので、規制が入ってもらって良かったと思います。 個人的な経験を言いますと、私もネットゲームのガチャを何度かやってみたことがあります。 私はガチャ運がかなりいい方です。最初の1~2回でねらったアイテムがズバリ出ることもしばしば。だからあまり必死で回すことはないです。 とはいえ、2000円くらいはあっと言う間に吹っ飛びますね。同じゲームをプレイする人の中には、20000円あっというまにすっていた人もいたみたいです。 ギャンブルなら、儲けが現金で返ってくることもありますが、オンラインゲームのガチャの場合、手に入るのはそのゲームでしか使えない、仮想世界のアイテムだけ。冷静に考えればとても割の悪い話です。 でも、はまってしまうと変な感覚に陥るもので、私も「現実のガチャガチャでは、はずれアイテムが手に入っても置き場に困るだけだけど、オンラインゲームのガチャガチャは物が手にはいるわけではないから、置き場に困らなくていいや」などと思ってしまい、「はっ…! この感覚はおかしいぞ!」などとショックを受けたことがありました。 ガチャに限らず、おまけ付きの菓子の場合でも、おまけほしさに菓子を買ってお菓子の方は捨ててしまうという事件をたびたび耳にします。 おまけなど、冷静に考えてみると、手に入れた満足感以外にとくに褒美もないわけですが、人間っていうのは不思議な生き物ですね。 子供も大人もどういうわけか、この種の誘惑に弱いので、これに規制をかけるというのは良いことだと思います。 もっとも、運営会社には規制は痛手だと思いますが。